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2009年ダカールラリー HINO Team SUGAWARA レースレポート
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ETAP7 2009/01/09 Mendoza−Valparaiso
Liaison 80km / SS 419km / Liaison 317km TOTAL 816km
降雨によるコンディション悪化のためリエゾンでチリに入国し、前半戦を終了
9 日はアルゼンチンのメンドーサから国境を越えてチリのヴァルパライソへ。当初419km のSS が予定されていたが、これまでの降雨の影響による路面状況悪化を理由にカミオンのみキャンセルに。2輪、4 輪は距離を短縮して競技が実施された。このため日野チームスガワラの日野レンジャー2 台は約800km を移動して無事ヴァルパライソのビバークに到着し、前半戦を終了することになった。明日は中間休息日で競技は行われない。7 名の日野メカニックはこの間に後半戦に備えた車両の徹底的な点検整備を実施する予定だ。
REST DAY 2009/01/10 Valparaiso(休息日)

中間休息日を終えていよいよ後半戦へ
2009年ダカールラリーは10日、チリのヴァルパライソで中間休息日を迎えた。同地は太平洋岸のリゾート地で丘の上にある海軍の兵学校がビバーク地とされ、各チームのアシスタンス車両と競技車が狭い運動場にひしめくように駐車して終日整備を行った。明日からの後半戦を日野チームスガワラの2 号車(菅原照仁/鈴木誠一組)は排気量10 リットル未満クラスのトップとなるカミオン部門10 位で折り返し。また7 日のSS 中に駆動系トラブルで遅れた1 号車(菅原義正/羽村勝美組)はパスした8 日のSS タイムを(マキシマムタイムの)15 時間とした上でペナルティが加算される模様。
日野自動車ならびに販売会社から派遣されている7 名のメカニックはこの日予定されていた定期交換部品の取替えや、ダメージを受けた外装部品の修復などを精力的にこなし、夜までに車両は2 台とも万全の状態に。後半戦はチリのアタカマ砂漠を舞台にしたループコースやアシスタンス部隊が不在のマラソン行程など、大会の山場と目されるステージが幾つも待ち受けるだけにチームは改めて気持ちを引き締めていた。

カミオン部門前半戦終了時総合成績
1 号車(#511) 総合26 位 (10L 以下4 位)
2 号車(#513) 総合10 位 (10L 以下1 位)

ETAP8 2009/01/11 Valparaiso−La Serena
Liaison 245km / SS 294km / Liaison 113km TOTAL 652km
後半戦初日の足慣らしを順調に消化
11 日、2009 年ダカールラリーはいよいよ後半戦に突入。ヴァルパライソから太平洋岸を北上してラ・セレナまで652km の行程で競技が行われた。路面はツイスティなグラベルで道幅は狭く、途中切り返しをしないと曲がりきれない箇所があるなど、カミオンにとっては難所続きのコース。このためか本来のSS(競技区間)距離は294km ながら、カミオンのみ途中のCP1(チェックポイント)で終了する179km という設定だった。この区間で日野チームスガワラの日野レンジャー2 号車(菅原照仁/鈴木誠一組)はカミオン部門16 位と健闘。全競技区間通過所要時間の累計で競う総合順位で10 位、排気量10 リットル未満クラス首位のポジションをキープした。また、とりわけ慎重な走りを心がけた1 号車(菅原義正/羽村勝美組)はSS を36 位でゴール。こちらも総合順位で25 位と順調そのものだ。明日から3 日間は砂丘をふんだんに盛り込んだ今大会の山場と言われるが、明日のSS は終盤部分が若干短縮され、砂丘区間が短くなる(難易度が下がる)ことが予想されている。
[レース回顧]
後半戦最初のステージはアンデス山脈の山岳路で争われるショートステージ。特にカミオンにとっては道幅が狭いため、179km のCP1 までがSS 区間となった。片側が崖の一本道はカミオンにとっては非常に困難な道のりで、前車が巻き上げる埃で視界もきかず、追い越し時には限られたスペースで道を譲らなければならない。このステージにはバルパライソでの復旧作業で完全にオーバーホールされた1 号車も復帰。休息日明けということもあり、2 台のレンジャーは若干ペースを抑え、2 号車が16 位、1 号車が36 位でゴールを遂げた。

SS 順位:1 号車36 位(SS タイム:3h34m55s)/2 号車16 位(SS タイム:3h09m14s)

ETAP9 2009/01/12 La Serena−Copiapo
Liaison 88km / SS 449km TOTAL 537km
2 号車に無念の駆動系トラブルが発生
12 日は、チリのラ・セレナ〜コピアポ間で競技が行われた。前日のラ・セレナから太平洋に沿ってさらに北上、南緯27 度14 分と今大会中最北に位置するコピアポのビバークはアタカマ砂漠の真っ只中にある。SS 距離は当初ビバーク入り口までの449kmを予定していたが、約19km 短縮されて429.32km に。
そこから(19km の)リエゾンでビバークに到着する設定に改められた。路面は序盤は固いグラベルのオフピストでその後には高い砂丘 が登場。多くの車両がミスコースやスタックなどで到着が遅れた。日野チームスガワラの日野レンジャー1 号車(菅原義正/羽村勝美組)はこのステージを36 番手でスタート。CP1 までに13 番手にポジションを上げ、最終的にカミオン部門総合のSS 順位14 位で無事フィニッシュした。一方、16 番手でスタートした2 号車(菅原照仁/鈴木誠一組)はCP3 までにカミオン部門の4 番手に躍進。その後も快調に走行していたが、270km地点でリアのデファレンシャルのトラブルでストップ。クルーの機転で後輪への駆動を切って前輪駆動のみで走行を続け、なんとかSS のゴールに辿り着いた。夜10 時半ころコピアポ(チリ)のビバークに到着した2 号車は翌朝の出走に向け、早速修理と駆動系の点検に取り掛かった。
[レース回顧]
SS は山岳路からのスタートだが、徐々に大地が広がり、アフリカに似た広大な大地が続く。路面はギャップが激しい上、堅い大地に柔らかい砂が被った格好で、車両へのダメージが大きい。また、大地が拓けたこともあって、ナビゲーションも難しいタフなステージとなった。この日、多くの車両がトラブルに見舞われる中、序盤から2 号車が快走をみせ、131km 地点のCP1 を4 番手で通過。しかし、270km 地点でリアデフレンシャルトラブルにより、二輪駆動での走行を余儀なくされる。その後は迂回路をとりながら、二輪駆動でSS をフィニッシュするが、3 カ所のウェイポイント不通過により、後日6 時間のペナルティを受ける。一方、1 号車はノートラブルで走りきり、14 番手でゴールを果たした。

SS 順位:1 号車14 位(SS タイム:9h01m31s)/2 号車25 位(SS タイム:9h48m15s)



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